非常に現実的かつ児童生徒だけでなく教師のためにもなる考え方
以下
「味噌汁・ご飯」の授業を考える
元横浜市立小学校初任者指導教員 野中信行先生
要点を抜粋しました(一部修正)
・「味噌汁・ご飯」授業は、「ごちそう」授業とは全くベクトルが違う
・日常授業をなんとかしないと、子どもたちの学力向上はない
・教師の日常に現実を繰りこんだ試みを追求したい
・目指したいことは、授業をするのが楽しくなったとすること
・基礎・基本の学力をつけたい、これができないとだめ、80点なんてめざしません
・ねらいを決めた70点の授業
・子どもは面白い授業、楽しい授業は期待していません
・子ども達はとにかく活動させてほしい
・傍観者でいるとつらい
・活動を意識、「聞く」「見る」「読む」「おぼえる」「書く」「話す」「話し合う」「動く」の8つ
・もっと授業を多様に「活動」で組み立てたい
・インプットは「聞く」「見る」「読む」「おぼえる」
・アウトプットの「活動」が授業のポイントを握っている
・「味噌汁・ご飯」授業の定義、1.日常的である 2.学力保障をする 3.全員参加を図る
・見せたいものは見せない、見せる場合はじらして見せる
・良好なアウトプットとして「予想を書く、話し合いをする、プラス思考で考える」
・アウトプット学習の効用は「知識の定着、思考の整理、論理的思考力が身につく、考える力を養う」
・アウトプットがすごく大事
・音読を宿題にしていたら上手にならない、授業でやらないとスラスラ読めるようにはならない、基本的なことは学校で身につけないといけない
・本時目標を1つに絞る
・傍観者をつくらない
・授業では「活動」システムを使っていく
・1.指名発表型 2.板書発表型 3.グループ発表型 4.ペア発表型
・授業規律が必要
・1年間に2~3時間はごちそう授業も必要