今上天皇(平成)が皇太子だったころ、ご結婚のお祝い金を「子どもたちのために使ってほしい」と希望された。
被災地を訪れ、膝をつき、国民と同じ目線で世の中を見てくださった天皇。
老いて、ご自分のお体の具合がすぐれなくなり、周りが止めても、日本中、世界中を飛びまわり、日本国民のため、世界平和のために尽くしてくださった今上天皇。
こんな素晴らしい方が母国日本の象徴として生きてくださったこと。
陛下が願い続けてくださった「戦争のない」時代として日本の平成が終わること。
このように素晴らしい陛下の平成という時代を自分が生きてこられたこと。
本当に幸せであると同時に、陛下が日本の天皇でよかった。そんな平成でよかったと強く思う。
日本が世界に誇れることはいくつかあると思うけれど、陛下が30年間以上日本の象徴をつとめてくださったこと、このように素晴らしい方が日本の天皇であったことは、日本が世界に強く誇れることだと私は思う。
陛下、本当にありがとうございました。あと数週間の平成、そして退位後も美智子様とともに日本のこれからをあたたかく見守っていただければと思います。陛下のおかげで、日本人である自分の国籍を誇ることができます。本当にありがとうございます。