いつもの深夜ネット中毒で、ネットサーフィンしていたら、トリスタンダクーニャという島に出会った。
Tristan da Cunha.
The World's Most Remote Inhabited Island である。
世界で最も隔絶された有人島の1つ、トリスタンダクーニャ。
調べていくと、孤島であるというだけでなく、そこに存在する人々(コミュニティ)の「在り方」も興味深い。
一応、イギリスに属しており、かつセントヘレナ諸島に属しているようだが、トリスタンダクーニャに住む300人弱の人々は、全員で1つの共同体を形成しているようだ。
島全体がその共同体の持ち物で、島民以外は島の土地や建物などを購入することはできないらしい。牧草地を守るために、島全体の家畜の数も決められており、島民1人に羊2頭らしい。
しかーーーし
こちらのトリスタンダクーニャの公式サイト(?)によると。
To St Helena - 2429 km - 1509 miles (nearest community)
To Cape Town - 2805 km - 1743 miles (nearest mainland city)
To Rio de Janeiro - 3353 km - 2083 miles
To Stanley, Falkland Islands - 3902 km - 2424 miles
To London UK - 9881 km - 6140 miles
この島は、最も近い有人島であるセントヘレナまで約2500km。最も近い大陸の大きな都市・南アフリカのケープタウンまでは約2800km(船で5日~7日)。本国イギリスのロンドンまでは約1万km。
50年ほど前に島の火山が噴火したときは、住民全員が1万kmも離れたイギリス本土へ避難したらしい! しかも、火山活動が落ち着いた後の住民投票で、また1万km離れた孤島へ帰るとみんなで決めて帰島したらしい。
(ちなみに日本の青ヶ島の人口は200人弱、最も近い八丈島までは約50kmくらい)
Tristan da Cunha.
The World's Most Remote Inhabited Island.
なんだか凄まじい。
人と人とのつながり、共同体。
なんか行ってみたいな~
※ここ数年間、全然海外旅行熱がなくなっていた。それでも、久々にバリに行ってみたり、この夏はキューバ旅行の手続きを済ませたり。でも、なんか最近また海外旅行熱が湧いてきた。現実に疲れ始めたのかな…