数カ月前、iDeCo(イデコ)について「トンデモ商品だ」という記事を書きました↓
博識な友人から「イデコはイイでぇ~」と聞いたので調べてみたら、
「トンデモ商品じゃん!」と分かったのです。
詳細は上の過去記事に書きましたが、要約すると以下
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1.期限の縛り
(60歳まで原則途中解約不可)
2.年間手数料(固定額)がかかる
3.特別法人税(現在凍結中)という超絶地雷を内包している
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投資を実践して成功している人なら分かると思うけれど
1が非常にやっかい(というか致命的)。
途中解約不可な上に解約時期も指定されている、しかも手数料を取られ続け、その上で意味不明な課税爆弾を背負っている商品。。
こんなものは「貯蓄型保険」はもちろん、
「ノックイン型の仕組債」並みにタチが悪い。
貯蓄型保険は割に合わない積み立て商品だけれど、元本割れ覚悟なら「途中解約」が可能。最低限の自由は投資家側にある(と言っても、絶対利用しないけど・苦笑)。
「iDeCo(イデコ)のタチの悪さはノックイン型の仕組債並み」という表現でピンときた人は投資慣れしている人かなと思います。
「iDeCo(イデコ)と仕組債は全然つくりが違うでしょ」という人は、投資の要点がつかめていない人かなと思う。
そもそも所管が悪名高い厚生労働省で OUT!!! 苦笑
↓
個人投資家にとって最も大事なことは
売り買い(現金化の時期)を自分で決められるかどうか?
これに尽きる。
iDeCo(イデコ)の節税利回りは1%!?
「節税効果は20~30%でしょ」は目先しか見ていないウマシカ達の意見なので気を付けた方がいいと思います↓
仕組債なんていうトンデモ商品はもちろんダメだが、貯蓄型保険やiDeCo(イデコ)のように資金を強制的に縛り、機会損失を招くような商品に手を出してはいけない。
個人投資家の最大の強みは
売り(現金化の時期)を自分で決められること
この理解が大事ですね
↓それでもiDeCo(イデコ)で縛られたい!というドMな方には、こんな本がよいのではないでしょうか?
一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門
- 作者: 竹川美奈子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/10/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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個人的には↓こちらの方が良いと思いますが。投資は自己責任で!!
全然関係ないけど、G20サミットですね。米中の経済戦争と米イランの核規制戦争、どうなるんでしょうか? 投資家たちは、有事発生、株価暴落を待っているんだろうなぁ…