↓のWEB記事は「外国人」というキーワードで訴求しているけど、内容は「日本の現状を嘆く」というもの。
統計から推測すると、日本はこれからもっともっと貧しくなっていくし、もっともっと大変な社会になっていくことは想像に難くない。
数十年ほど前に海外留学して様々な国の友人ができ、その友人たちが世界的視野でバリバリ働いている今を知っている身としては「日本の衰退感」がヤバい。
当時と比べて、日本は絶対的に貧しくなったし、相対的には非常に貧しくなった。その貧しさは経済という観点だけでなく人の心(余裕・寛容)という部分にも当てはまるんだと思う。
WEB記事にあるように、日本は、外国人労働者からは魅力的な国でなくなっていくと思う。一方、中長期的に日本円が低下すれば、外国人旅行者からは「安い国」として魅力的に映るようになるかもしれない。
私は同僚の半数が外国人(かなり多国籍)という職場で、日々それなりに異文化に触れながら過ごしている。正直、異文化はメンドクサイ。だけど仕事だし職場だし仕方ない、許容するしかない。
多くの日本人が、お金を払う相手(貧しい労働者)ではなく、お金をもらう相手(お金持ちの観光客)として外国人を見るようになれば、そのとき初めて日本は外国人に対して「心地よさ」を本気で提供しようとし始めるのかもしれないとフト思った。でもそれは「商業的」心地よさだろうけれど…。
※今の日本は、まだまだ外国人観光客、特に欧米以外の国からの観光客を見下していると思う。もう抜かれていく流れにあるというのに…