「みのたけ」の 教育・投資・生活etc

みのたけ中年の趣味用雑記メモ(非収益化ブログ)。倹約と投資で労働から卒業した隠居生活者。投資歴は20年ほど。現在は主夫。

2020年2月22日なので… 灰色のAS アスペルガーの独白

 

 

2020年2月22日

↑なんだかステキな見た目です ^_^

 

お仲間は分かっていただけると思いますが

こういう数字って気になりますね。

(気になるというか、こだわってしまったり…)

 

そんな興味深い数字並びの今日ですから

ちょっと自分について振り返ってみたいと思います。

 

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2020.2.2

これが気になるASD

そうです、私は灰色のアスペルガー症候群です。

 

全然気づいていませんでしたが、大人になってから「あれ?」と思って専門医に診てもらいました。

 

「みのたけさんが、もし子どもの頃に受診されていたら診断が下りていたかもしれません。でも、今は立派に社会生活を送られているので、診断名はつけなくても良いと思います。思春期の頃は大変ではなかったですか? よく乗り越えてこられましたね」

 と、専門医からの言葉。

 

はい。私は灰色のASDです。

昔でいうアスペルガー症候群という奴です。

 

自分では全く気づいていませんでしたが

今から思い返すと

 

子どものころから

私の常識は世間の非常識

世間の常識は私の非常識

でした。

 

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例えば、小学校3年生のとき

私から父母へ

「僕の銀行口座をつくってほしい。そして今まで親戚やお爺ちゃんお婆ちゃんからもらったお年玉を僕の口座にまとめて入れて。あと、今週から”お小遣い制”にしてほしい」

「自分のお金は自分で管理したい。銀行口座だけじゃなくて、毎週お金が入ってきて、それを計画的に使うという習慣が大事だと思う。だから銀行口座と毎週のお小遣い制にしてほしいの」

こう伝え、小学校中学年で口座管理と週給制を確立しました。

 

 

小学校6年生のときは、児童会の役員として、文部省(今の文科省)の指定教育事業について反対し、校長や学校の教師たちと全校児童を巻き込んで闘争を繰り広げました。よく全校集会で校長とやり合いまいした。結果、大人の不条理な強制に負けましたが…苦笑

 

 

中学校では、当時は強制参加だった部活に反対し、入部はするが参加はしないという方針で、担任や顧問に何度も呼ばれ指導を受けましたが無視し続け。一応は成績優秀者だったのですが、ヤンキー君たちと協力して部活ボイコットを楽しんだりしていました。

 

 

高校では、まぁ色々とやらかしてしまいまして。進学校だったのですが、極僅かの就職組になり、某軍への内定までいただいておりました。また色々とありまして大学受験へ方針転換し、浪人することになりましたが、この頃には正義感と責任感と好奇心から8○3の方に追い回される経験もいたしました。

 

 

浪人後に第一志望大学へ入学いたしました。楽しく様々な経験体験の詰まった大学生活を過ごすことができました。そういえば、TVに出させていただく機会もあったりで、周りも気にせず言いたいことは言うタイプなので、某有名大学の今は亡き某有名教授と生放送で口論になったりもしました(笑)

 

大学時代には、学部長&副学部長と交渉し、所属大学初の某国への認定留学生として留学する機会も得ました。交渉しないと単なる休学扱いでしたが、お金と時間の有効活用のため、学事課→教授→学部長&副学部長と説得し、大学公認の単位認定留学を認めさせることに成功しました。学部長曰く「こうやって自分から交渉して単位認定を得たのもウチの学部では君が初めてだ」とのことでした。新しい学部ではありましたが。

 

大学時代は、他にも色々とやっていましたが、まぁそこらへんは素性が分かってしまうので書きません(笑)ただ、一貫していたのはお金の使い方です。気がつけば常に「費用対効果」と「適正価格」と「身の丈」を意識していました

 

例えば、父母からの援助が厚いことをいいことに、大学生になりたての頃は家賃7万円(他に共益費、電気水道代など合わせると住居関係費だけで毎月10万弱)ほどの立派なマンションで一人暮らしをはじめましたが、数カ月後に「これはおかしい! 単なる学生の自分には分不相応だ!」と。その後の学生生活は、築50年以上、4畳半・トイレ共同・風呂ナシの家賃1万円台の下宿で暮らしました。

 

父母も教育にはお金を惜しまない類の人でしたので「いくらでも仕送りしてあげる」と言ってくれましたが、私からお願いして17万→8万→5万と仕送りの額を減らしていってもらいました。後から聞いたところ、同じ時期に別の場所で大学生をしていた妹は12万→15万→17万円と親に頼んで仕送りを増やしてもらっていたそうです(苦笑)

 

そんな4畳半の下宿で切り詰めた生活を送っておりましたが、毎夏春には1カ月ほどの海外旅行をしておりました。いわゆるバックパッカー風の貧乏旅行です。東南アジア・南アジア・アフリカ・中東などを1人、リュックサック1つで旅して周りました。銃口を向けられたり、食中毒で死にかけたりしましたが、とても楽しかったです。費用は、節約と日雇いと学内論文の報奨金などで賄いました。

 

 

そんなこんなの大学生活でしたが、卒業後は何のご縁か業界の大手に就職させていただくことになりました。社会勉強を兼ね1年間だけ働いてお金を貯め、世界一周旅行かワーキングホリデーに行こうと思って働きだしたのです。ですが、意外にも仕事が面白く、それから20年ほど、一時期の離れたこともありましたが、それなりの期間を同じ業界で過ごし今に至っております。

 

自分のASD傾向に気づくことができたのは、特別支援に関わる機会をいただいたからでした。特別支援の中で「発達障碍」と呼ばれ出していた分野ついて興味を持ち勉強するうち「あれ?これ私じゃないの?」と気づいたのです。色々と調べ「あぁ私はアスペルガー症候群と呼ばれる系統かな」と思うに至り、専門医に診ていただくことになったわけです。

 

 

このASDが理由だと思うのですが、私の常識は世間の非常識であることが多いです。特にお金の使い方については顕著で、10代のころに仲の良い友人たちが車や服にお金をかけているとき、私は「もったいないなぁ… なんのためにもならないのにどうしてそんなことのために大事なお金を使うのだろう…」と感じていました。

 

学生のころは飲み会も多かったですが、私は基本的に不参加。かわりに自分から「家飲み鍋パーティー」を企画運営。幹事としてお金を徴収して利益を生み出したりしていました(笑)

 

あと、学生のころから国債の格付けを調べたり、今でいうライフプランニングや資産分散の勉強を始め、働き始めて少し貯蓄が増えた時期から投資を開始しました。

 

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その後も色々とありましたが、気がつけば、もう中年…

ずいぶんと恵まれた職場で、それなりのお給料と何より年に2回も3週間以上のヴァケイション休暇をもらえるという日本ではあまり例のない待遇で働いております。

 

同級生は住宅ローンなどお金を追いかける生活をしている人も多いですが、私は常に「費用対効果」と「適正価格」と「身の丈」を意識してお金様と一緒に歩んできましたので、それなりのお金様が私と一緒にいてくれています。お金を追うのではなく、お金様と仲良く手を繋いで歩む人生を送らせていただいております。

 

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そんな日々

ですが、そろそろ旅人に戻りたくなってきた近ごろなのです。

 

今の職場は3週間以上の連休がありますので、海外旅行もできます。ですが、やはり勤め人は自由人とは違います。いくら長期休暇でも、やっぱり心のどこかで自由じゃない何かを感じているようです。

 

だからと言って仕事を辞めたら本当に心が自由になるのか?

そこらへん、ちょっとまだハッキリしていないので様子見です。

 

金銭的には、私は人様以上の収入があっても人様以下の支出で満足・幸せを感じることができる類の人間ですので、今の資産でアーリーリタイアしてもよい感じです。

 

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そんなこんな迷いはございますが、2020年2月22日を無事迎えることができている、それは大変幸せなことで幸運だと思っております。ありがとうございます。

 

新型コロナウイルスCOVID19の市中感染アウトブレイクが始まっておりますので、中年の自分もどうなるか分かりませんが、2020年2月22日まで生きることができたことにまず感謝です。

 

この新ウイルスの世界蔓延を乗り越えることができたら、その間にも投資を続けて、その後は世界旅を再開できたら良いな、などと楽しい妄想を膨らませております ^_^

 

 

さぁ、昔は大変お世話になった「地球の歩き方」を買って、旅の準備でもしましょうか!?

D17 地球の歩き方 タイ 2020~2021

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みなさまも、どうかご無事で!!

 

^_^  ^_^

 

 

 

※付記

まったく意識しておりませんでしたが、偶然にも、この記事がはてなブログ投稿「200記事目」でした!! ^_^    ^_^

 

読んでいただき、ありがとうございます!!