昨日は相変わらずのドンヨリとした空だったので、行きつけのカフェで読書。
「マックス・ウェーバー(野口雅弘 著)」は、面白かったので後日ブログにまとめたいと思っています。
今日は朝から晴れの気配が出ておりましたので、新しくなったガストでタブレット使ってコスパ抜群のモーニング注文。2時間、特製エッグ&トーストと安っぽいけど旨い韓国風たまごスープとドリンクバーで読書。
「上海の西、デリーの東(素樹文生 著)」は、文章が瑞々しかった。いや、若々しいというか青臭いというか。
20数年前の東アジア・東南アジア・南アジアのバックパッカー旅行記。私がバックパッカーとして旅したり、異国で暮らしたりしていたころと、ほぼ同時期。
私がパッカーしていたのは10代後半と20代前半。20カ国ほど旅したり住んだりしたけれど、私は23歳で旅人を卒業しました。
一方、この素樹文生さんは30歳で半年間のパッカー旅に出たらしい。文章というか内容は「あぁ、そうだよね」と感じる部分が多かったです。
それは、スマホどころか、ネットすら旅人が使うことがほぼなかった時代共通の感覚が共有できるからか、感性の問題か、はたまた両方かは分からない。
ただ、40歳超えた中年オジサンの私が読むと「30歳のパッカーでこの感覚か、良くも悪くも青いなぁ」と感じました。
ほぼ旅したことがある国が登場して、そこで感じることも共感できるけれど「それは20歳前後の青少年期であって、30歳でそれで大丈夫か?」と思いました。
案の定、あとがきに、なんだか心配になるようなことが書いてあり、心配になりました。
で、さきほどググってみたら、その後の素樹文生さんは物書きしながら悶々としつつ、現実を生きていくために就職したりされていたようですが…(2007年)
流行(?)のFIRE、というかアーリーリタイア、というかギブアップされたようですが…
なんだか、今でも悶々とされているようです…(2018年)
そんな、なんとも瑞々しく、若々しく、青臭い、若かりし頃の自分と同じようなバックパッカーの旅の記憶に触れた後、ガストから出ると、空が輝いておりました。私は半年以上ぶりにバイクに乗って気ままな小旅に出ました。
ホント、最高の天気でしたね ^_^
幸せ ^_^ ^_^