本当に個性的な人は、”矯正”しようと”強制”されても個性的に育ちます。
ずいぶん前、「個性を伸ばす教育!」なんてお題目が人気でしたね。
そもそも「定型発達と非定型発達を十把一絡げで教育手法を論じる」のが間違い。
だいたい、定型発達の個性なんて「頑張って演じている個性」にすぎません。
あのね、本当の個性ってのは「頑張って消そうとしているのに滲み出てくるモノ」なんですよ。
私を含む多くの非定型発達者は、幼少時代から「どうして皆と同じにできないの?」「他の人のこと考えて!」「空気読んで!」的な、キモチワルイ同調圧力の中、必死に自分を消して同調を試みてきたのですよ。
でもね、それでも「変!」「変わってるよね」、「どうしてそんなこと言うの?」「どうしてそんなことするの?」「どうして分からないの?」などと言われるわけです。
コチラ(非定型発達者)からすると「は? 意味不明なんだけど!!」ですよ。「何言ってんの! どうしてアンタラ(定型発達マジョリティ)は、”みんなが”とか”空気”とかそういう意味不明なことを言うのだ!!?」なんです。
なにが「個性を”伸ばす”教育」ですか(笑
個性なんて生来のもので「伸ばす」のではなく「邪魔するな!」のモノですよ、少なくとも非定型発達者にとってはね。
マジョリティの個性的になりたがり、空気読むの大好き・同調大好き・自分の意見や考え言えないヘタレ定型発達さんたちの「個性を伸ばす教育」なんて、意味不明です。
それって個性を伸ばそうではなく、「頑張って個性を添加しよう教育」でしょ(苦笑
※ちなみに、非定型発達者には
「個性に”合わせる”教育」が良いと思います。「伸ばす」は余計なお世話で、「我々に合わせなさいよマジョリティ!」です(笑)。ま、非定型発達には「個別教育」が向いていることは間違いないでしょう。
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「我が子が定型か非定型か、どうしたら分かるんですか?」と問いかけがある。
家庭でも判断する方法はありますが、学校(集団)の中の方が「見分けやすい」。
凄く簡単です。先生に「うちの子、空気読めてますか?」と尋ねればOK。
低学年では発達の早さが異なるので見分け辛いですが、中高学年になると「空気を読めるかどうか」ずいぶん明確になってきます。
ただし、先生は本当の事をなかなか言ってくれないでしょう。「普通」の先生は親と揉めるの避けたい人が大半ですから(笑
「あなたのお子さん、非定型発達ですよ。発達障碍になるかもしれませんね」と言われて喜ぶ親って少ない。非定型は才能(個性)の塊なんだけどね。
「空気読める」「他と同じ」が好きな人が多い、同調圧力大好きジャパン。自分の子が「空気読めない」なんて、キャーーー!なんでしょう…苦笑
これもそもそもですが、非定型発達=発達障碍ではないのです。非定形発達で適応行動に問題が生じ、不適応に陥ってはじめて発達障害とされます。
つまり
社会適応(自力で生き抜くこと)ができていたら、障碍ではない。
そりゃそうでしょう。歴史に名を残してる「偉人」と呼ばれる人の大半、伝記を読んだら、「あらら、明らかに非定型ですね(笑)」というのが多すぎ。
現代でも、医師、弁護士、超有名Youtuberなど、社会的に成功していると言われている人の中にも非定型発達は目立ちます。
「大人の発達障害」をうまく生きる、うまく活かす
私は、子どもの頃から得意(自然体)だった「長期戦略思考」が新コロ相場で美しく花咲きましたので、予定より3~5年早くなりましたが、とりあえず今年度で一旦隠居生活へ移行すると思います ^_^