新コロのワクチンでも、株価を含めた各種市場の動きでも、世のファッションでも
世の中は「流行りモノ」に”肯定的”な反応をする人間がマジョリティ
と改めて感じた。
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私は、思い出すと子どもの頃から、かなり”あまのじゃく”な性格であるようで、性格的にあまり流行モノに肯定的ではないようだ。
それでも流行モノに手を出した記憶もある。制服の裏ボタン、バスケットシューズ、ヴィンテージ風のウォッシュド501(尻で履くダボダボサイズ)、グレー(灰色)のシャツ、クラークス。このあたりだろうか。
裏ボタンは、友人から格安で譲ってもらったり、他のモノと物々交換。バッシュは、様子見で安物(5000円超だったか?)。501は正規価格で高かった。灰色シャツは無印で安物(3000円以下)。クラークスのデザート・トレックは友人から格安(数千円)で、ナタリーは正規価格で高かった。
そして、これらを振り返って「良い買い物をしたな」と感じられるモノは、友人から安く手に入れたデザートトレック以外にない。そして、二十歳すぎる頃には流行モノに手を出すことを、ほぼやめました。
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充分に流行モノに手を出しているではないか!
とのお叱りがるかもしれないが、基本的に流行モノに手を出す場合も「様子見」から始めているので、明確に大失敗と今でも思っているのは「尻履ダボダボのウォッシュド501(9800円だったか?)」だけ。他の損失は、たいしたことない。新品で買った高かったクラークスのナタリーは、今でも大事に履いている。
だからなんだ、ということもないのだけれど。
投資について言えることがあるとすれば「流行モノには手を出すな」ということ。どうしても、手を出したい場合は「小額」にしておけ。ということだろうか。
私は、新コロパニックの際に、様子見を心がけ、結局ワクチンは未接種のまま。そして、新コロ暴落時に、それまで「米国株最高!」と言っていたインフルエンザなインフルエンサー達が掌を返して「債券だ!ゴールドだ!」と叫び出した際も、「航路を守って」全世界株を買い増し(臨時リバランス+定時積立)を続けた。
もちろん、その後の「ハイグロ(ハイパーグロース)宝箱」にも、「テック集中投資やレバナス」などにも手を出していない。結果として、新コロ相場の上げ下げで歓喜からの号泣と悲喜こもごもな様子を見せてくれている多くのイナゴ投機家達と比べると、相場を適度に楽しんで、それなりに満足できる投資益をいただけている。
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流行において、もっと大事なコトは
「流行を意識するなら、流行に乗る側ではなく、流行を創る側にまわれ!」
と、いう点だと思う。
これは、各種のビジネスでも、思想信仰でも、まぁナニゴトでも同じではないだろうか?
流行を「創る側」にまわるのはかなり高度な手法だと思いますが、せめて↑コレを意識しておくと「流行損」に巻き込まれる確率は減ると思いますよ。
つまり、トレンドの作り手側、情報の出し手側の視点で世の中を見る工夫、ということになりますかね。
※よくよく思い出すと、20代で外貨預金にも手を出しました…。最初、気づかなかった手数料損で随分持っていかれましたが、ずっと放置して、結局は投資益が出ました。利確済み。
※シンプルなリーバイス501は好きです。今はユニクロしか買いませんが(笑