宗教はもちろん、政治などの思想信条、会社組織や業界への忠誠心、オーガニック信仰や陰謀論、マルチ商法などを含む「各種の洗脳や思い込みから脱出」は難しい。
周りから見たら、騙されてる、養分にされてると気づくことでも、洗脳されてる(思い込んでる)本人は、お金を貢ぐだけでなく「人生を捧げることで自分が必要とされている(気がする)ことに、生きる喜びを感じる」こともある。
新興宗教やマルチ商法の類に侵された家族や友人を救おうと、周りがいくら頑張っても救うことは非常に難しい。10代の頃から、リアルで色んな人を見てきて強く感じる。
私も被暗示性が高い自覚があるので、なるべく防御力を高めようという自分なりの工夫で、大学時代から独学含め「宗教“史”」を勉強してきた。
そこからの学びは「捧げよ、されば報われん」という方向の信仰や思想信条、事業や活動であれば大半は危険だと思う。これは企業(職業)内の洗脳でも同じ。
「奉仕による自己満足」と、そこに付随してくる「自己否定不可能性(サンクコスト効果)」を悪用してるのは、宗教だけでなく、企業や各種団体組織で沢山あるなぁ。
あとは、本人は気づかず「自分で自分を洗脳している」ってのも頻繁にあることだよね。ブルガク、ガクガク、ブルブル。