「みのたけ」の 教育・投資・生活etc

可能なら皆幸せな社会が良いけど、実際むずかしいよね …(苦笑

FIRE隠居人の生きているヒリヒリ感

 

昨日、日本で久しぶりに良い意味で「少しヒリヒリ感」ある体験ができました。結果として「生きている感」を味わうことができました。

 

具体的には「体と頭を動かした」のですが、その理由は「身を守るため」でした。

 

といっても、誰かに襲われたとか、そのような物騒なコトではなく、単に「体力的(物理的)にキツイ状況」に放り込まれたのです。

 

正確には、自分からそのような環境に入っていったのですが、予想より随分と過酷な状況に「なりかねない」環境でした。

 

誰かが意図的に過酷な状況をつくったわけではなく、おそらく運営側にとっても「予想外の展開」によって、過酷な状況ができてしまっていました。

 

そこは「考えて体を使わないと倒れかねない」環境でした。

 

実際、その場では体調不良になり休んでいる(倒れている)人や、体調悪化で救急車のお世話になっている方もいました。

 

ヒリヒリしました。懐かしい感覚でした。

 

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思い出したのは、若い頃の途上国での幾つかの旅。

 

少々過酷なバックパッカー旅の経験がある方は分かると思いますが、多くの途上国での個人旅行は「自己責任」の極みです。

 

「至れり尽くせり、安全安心の日本」とは全く異なる「毎日がサバイバル(それが当然)」の見知らぬ国や地域を旅すると、「自分の身は自分で守らないと誰も守ってくれない」という状況が多々ありました。

 

そういう旅では「常に頭を使って(危険予知して)身を守る」という作業が必要です。

 

例えば、途上国の旅で長距離バスに乗る時には、非常用の食事(ビスケットなど)や水をリュックに入れておきます。なぜなら、急にバスが動かなくなったり、何かの拍子に置き去りにされたりすることもあるからです。

 

特に水は必須。途上国旅の実体験として、行程予定が6時間と言われた長距離バスが、実際は18時間かかったことがありました。しかも、悪天候のため飲食店(バスが立ち寄る店)が開いておらず、私を含めた乗客は20時間弱、バスの中で水も食料も確保できない缶詰状態(トイレは野良)になりました。

 

約20時間、食事はともかく、水が飲めないのは危険な状況です。しかも、その国は暑い国で、そのバスはノーエアコンのバスでした。長距離移動の際、私は常に1リットルほどのペットボトルの水を持って旅するようにしていたので大丈夫でしたが、水を持っていない乗客は非常に辛そうだったことを覚えています。

 

別の国では、中距離バスが突然止まり、私を含む乗客はバスの外に出されました。運転手がバスのエンジンを見て「エンジンが壊れたから動かない。次のバスが来るまでココで待っていてくれ」と言って、乗客全員が南国の炎天下に放置されたこともありました。

 

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上記のように、途上国での1人旅は「自己責任で頭と体を使って自分の身は自分で守る心構えと行動」が必須ですが、昨日は日本国内でしたが過酷な状況でした。

 

水と食料(エネルギー源)の確保、そして体力の温存と体力の使いどころの判断。これを間違った人、自分の体の状況を把握できていなかった人は倒れていました。

 

私は「これはマズいかもしれない」と到着前から感じ、到着した現地を見て「ヤバいな」と思ったので、すぐに水とエネルギー源の確保に向かいました。ですが、既にやや厳しい環境だったので、無理をせず、日陰で体を休めて、頭を冷静にしてから行動しました。結果、運も良く、水とエネルギー源が確保できました。

 

その後の行動も課題でした。いつ動くか、どのルートで、どのように帰るか。観察すると、幾つかの選択肢があるようでした。

 

私はその選択の先にある状況を調べました。選択肢は大きく3つでした。

 

1.体力を非常に消耗するが、行程が明確に分かっている選択

2.やや不確実性があるが体力を温存できる可能性が高い選択

3.待機時間が全く見通せないかわりに、待機が終われば体力消耗は激減する選択

 

私は、2の「やや不確実性がある選択」をしました。

 

結果、私は無事にゴールにたどり着けました。すべて終わった後で眺めると、私が選んだ手段2は「大正解でもなく大失敗でもないホドホド」のものでしたが、満足できる内容でした。

 

※結果論で言うと、大失敗は1で、大成功は3でした。

 

大失敗の選択肢を選んでしたら、私もどこかで倒れていたかもしれません。そこまでいかなくても、体調不良に陥り、良い思い出として終わることができなかったかもしれません。

 

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危険予知して、調べて、考えて、決断して、行動する。

 

久々に少しヒリヒリしました。生きている感じがしました。あぁ、こういう体験を若い頃は年に数回~十数回はしていたな、と思い出しました。

 

今は中年になり、時間もお金にも余裕ができ、安心安全でノンビリとしたFIRE隠居生活を送っている自分ですので、なんだか新鮮な感じで良き体験ができたと思います。

 

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※昔、さいとうたかをの『サバイバル』を途中まで読みましたが、最後まで読み切っていないことを、この文章を書きながら思い出しました(笑)