本日は昭和99年9月9日なのか
明治は遠くなりにけり
ならぬ
昭和も遠くなりにけり
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私の自己認識は「昭和の人間」
中年世代(氷河期)なので、もちろん昭和より平成の方が長く生きた元号なのだけれど、己を「平成世代」と認識したことは一度もない。
それは、日本がイケイケで華やかでオラオラで元気だった昭和最後の時期(バブル期)に最も多感な子供時代を生きたからだろうか。
特にウチの父方親族は全員が経営者で、子どもながらにバブルど真ん中を色々と印象強く感じる機会が多かったことも関係しているかもしれない。
青年時代を過ごした1990年代は昭和ではなく平成。バブル崩壊、不良債権処理や貸し剥がしの時代とはいえ、日本円は強く、実質賃金などの統計を眺めても分かるように、一般的日本人の生活は充分以上に豊かな時代だった。
父や親族の経営する会社は、大半の顧客が優良企業だったこと、そして最大の取引先が90年代に大規模な設備投資を続けていたおかげで、バブル崩壊や90年代不況の影響をほぼ受けなかった。
だから、私は恵まれた家に育つ青年として、穏やかで豊かな「昭和の名残」を強く感じる90年代(平成初期)を、気楽に安穏と生きることができていた。
なんだかんだ2000年に入ってしばらくは、そこまで経済状況が酷いとは感じなかった。親の会社も順調であり続け、自分も社会に出て雇われ人として仕事をしていても経済状況が良くないと感じることはほぼなかった。小泉政権と「いざなみ景気」がそこにはあり、実体経済も緩やかな好況状態だったのだろう。
バブル時代から働いていた諸先輩方が「昔(昭和)はこんなものではなかった」と口にしても私に昭和バブルの社会人体験などは当然なく、それより「平成も半ば頃までは昭和だった」というのが私の感覚で、だからこそ「自分は昭和の人間」だと思う。
そんな昭和後の平成も後半になってくると、リーマンショックに続き、東日本大震災が日本国を襲い、懸念され続けてきた少子高齢化の弊害が少しずつだが確実に現れ始めていた。
そして気がつけば平成は終わり、いつの間にか令和の時代になってから6年も過ぎたようだ。
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令和6年9月9日
平成36年9月9日
昭和99年9月9日
そんな今日は、午前1時前に就寝、午前8時半ごろ起床。朝からキーマカレーを作り、妻とカレーと梨とシャインマスカットの昼食を食べ、このブログを書いたら眠くなってきたので今から昼寝しようと思う。
随分長く生きさせてもらった。
ありがとうございます。
※Amazonプライムビデオで偶然見かけた「きまぐれオレンジ☆ロード」を観ると、そこには昭和末期がぐっと詰まっていて懐かしいと同時に眩しかったです。個人的には「未来警察ウラシマン」や「スペースコブラ」も好きです。