「みのたけ」の 教育・投資・生活etc

みのたけ中年の趣味用雑記メモ(非収益化ブログ。このブログはアフィリエイトを利用していません。表示される広告はGoogle、はてな社によるもの)。倹約と投資で労働から卒業した隠居生活者。投資歴は20年ほど。

2025年ことはじめ 量子もつれとインフレ

 

先日、実家から妻との住まいに戻ってきた。

 

妻は「量子もつれ」とやらに興味を持ったようで、宇宙や物理学に関心を向けている年始の様子。

 

私は、年初から己の今年の行動の土台(=楽しい人生づくりの工夫)となる明確で良き方向性、指針設定(週1目安)ができ、嬉しい。

 

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2024年の資産に関する概算もでた。増加は金額で5本前後、割合では15%ほどの増加。絶対額で言えば、ひと昔前に流行語だった老後◯◯万某と叫ばれた額2〜3倍の資産増加だが、SNSの株クラ民マジョリティのように喜ぶ気持ちは湧いていない。

 

コロナ前と比べると、日本国内の物価は2〜3割上がっている。私は主夫なので食品の価格上昇について痛感中。ここ数ヶ月の白菜600円、キャベツ500円、大根300円という価格はコロナ前の倍額以上と感じられ、特にエンゲル係数の高い一般家庭の主婦たちが政府に対してデモをしないのが不思議なくらいだ。

 

食品だけでなく、都内の優良不動産の価格も、コロナ前から比べるとグングンと上がっており、5年間で5割増〜倍額ほどになっている物件も多いようだ。新築の原材料費と人件費高の影響大なのだろう。

 

このような物価高だが、日本国内だけの現象ではなく世界中で起こっている。コロナの過剰なバカ騒ぎに伴うクレクレ衆愚へのバラ撒きと、過剰反応によって冷え込んだ経済(金融)を支えるために各国政府が行った全世界的金融大緩和の帰結として、世界中で物価高になっている。つまり、価値の裏付けのない世界中の法定通貨(米ドルを含む)は大幅に希釈された。

 

日本国内の物価上昇は数割程度で済んでいるが、日本円と実物資産との交換価値は世界的視野で考えると5年間で実質的には半値ほどになっている(為替の円安進行は名目であり、実質はもっと酷い)。実際、現在の日本発海外旅行ツアーの価格はコロナ前の倍額が標準的で、ビジネスクラスの旅では以前の価格の3倍ほどになっている場合もある。

 

前にも書いたかもしれないが、コロナ前(2019年)から比べると、円建てで資産を考えた場合、この5年間の運用によって総資産額が少なくとも2倍程度までは増えていないと、世界的な視野で見た場合の資産の実質的価値は減ったことになる。

 

私の場合、保有資産の無リスク有リスク比率がおおよそ半々というアセットアロケーションで動かしてきたので、この5年で資産全体の増加は2倍に届いていない(有リスク資産だけであれば3倍前後まで増えているが)。

 

2024年だけを考えてみても、政府発表ではなく実社会における体感を基にしたインフレの感触(物価上昇感)で考えると、2〜3割は資産が増えていないといけないが、私の資産は全体で15%ほどの増加でしかなかった(有リスク資産だけで考えれば3割程度の増加だった)。

 

今までと少し異なる点は日本国内経済のデフレからインフレへの変化基調。今後の日本が数十年ぶりに本格的なインフレ社会となっていくのならば、己のアセットアロケーション(有リスク無リスクの資産配分比率)を見直さなければいけない、と感じております。

 

かれこれ20年間ほど投資をしてきましたが、ここ四半世紀は基本的にデフレ状況かつ自国通貨(円)が強い中での投資期間だったので、これからの流れ次第では投資思考(主にアセットアロケーション)のパラダイムシフトが必要か。

 

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と、お金に関しては上記のようなことを感じ考えもしておりますが、それほど思いつめることもなくノンビリと構えております。インフレに連動するであろう有リスク資産分だけでも隠居生活を送るのに充分と思えるだけはありますから。

 

そんなお金の話よりも、節約倹約ステージから既にアガった私にとっては人生を楽しむことが優先。繰り返しになりますが、年初から己の今年の行動の土台(=楽しい人生づくりの工夫)となる方向性、指針を設定(週1目安)できたことが私は嬉しい&幸せです。

 

そういえば、昨日から2025年のジム通いも再開。世間は年末年始休暇終わりの出勤お仕事な月曜だった様でした。

 

私はジムで昼から風呂に入って、走って筋トレして、軽食でサンドイッチ食べて、夕食は珍しくサーロインステーキ(←行きつけスーパーで半額だった。割引商品に目がいってしまう習性…笑)を食べて、夜は妻と語らっての幸せな1日でした。

 

2025年も隠居主夫として、楽しく充実した幸せな生活をしていきます。