「みのたけ」の 教育・投資・生活etc

みのたけ中年の趣味用雑記メモ(非収益化ブログ)。倹約と投資で労働から卒業した隠居生活者。投資歴は20年ほど。

空き家問題と家賃

 

gendai.ismedia.jp

 

気分転換でもしようかと思い、数年住んだアパートから引っ越そうと、週末の2日間で不動産会社3社の担当者と10物件(20部屋ほど)を内見した。
 
物件よりも不動産業界の内情に興味があったので、不動産屋の各担当者と色々と話した。「今流行(?)のサラリーマン大家と問題のスルガ銀行の関係」、「普通借家と定期借家」、「賃貸部仲介課、賃貸部管理課、売買部」、「零細不動産屋の内情」など、面白い話が聞けた。
 
物件を見たり、話を聞いたりして、改めて思ったのは「これから持家や分譲購入、大家業は基本的にナシ」ということ。
 
見て回ったマンションやアパートの多くが、ほんの数年前(3~5年前)と比べ家賃が10~20%も下落している(今はネットで過去データが出る)。東京や大都市の人気がある立地の物件は家賃が上がっていたりもするが、日本の大半の物件は実質の価値が急激に下がり続けている。
 
原因は「人口減少」だけでなく「新築住宅の供給過剰」。人口が減少していっているのに、いまだに高度経済成長期のように住宅需要喚起するという時代錯誤の愚策を続ける国・政治(国だけでなく地方自治体も)・官僚機構に責任がある。
 
もちろん、政策に乗せられて新築物件を買う国民にも責任があるが、その人たちは買った物件が「資産」ではなく「負債」であった場合(大半は負債だね)損するという自己責任なので構わない。逆に、日本がグングンとインフレしだしたら、固定金利で借りている人は得する可能性もなくはないのだから。でも、新築プレミアム払って買う必要はないよね。新築を買うという国民は負ける確率が極めて高いギャンブルをしたくてしているのだろう。中古物件を買えば、新築プレミアムで損しなくてよい&空き家対策にもなるのに。
 
話はそれるけど、年収の何倍もの借金してローン支払っている人は、本当にすごい博打ちだなといつも思う。本人たちは気づいてないのかもしれないけど、もの凄い大バクチ打ってる。住宅ローンなんて組むくらいなら、賃貸にしといて、残りの金をノーロードのインデックスファンドに毎月積み立てで30年間の長期投資していく方が勝つ確率がずいぶん高いギャンブルできると思うのだけど。不動産に投資したいならREITETFでも買えばいいのに。どうしても持家が欲しいなら良質な中古物件を努力して探し出して買うのが一番だと思うけど、それを話し出すと一段と話がそれるので今回はやめとこう。
 
閑話休題。問題は、国・地方の失政のせいで、日本中に「空き家」があふれ、治安が悪化したり、都市機能が低下したり、空き家対策のために税金が多く使われ出したりする可能性が今後高いこと。人口減少が確定しているのに、なぜ新築の住宅供給を野放図に続けさせ、一般国民に新築購入を喚起する政策を打ち続けるのか。あまりにも愚策すぎて呆れてしまう。
 
いつも国の愚策のせいで被害を被るのは我々国民だ。新築物件を買う買わないは、個人の自由で、損するのは買った本人だけだからよいけれど。国の愚策は、国民全員に被害を及ぼすので勘弁してほしい。
 
家賃6万の3DKのマンション内見で大家さんに出会ったので、直接交渉して5万円に値引きしてもらった。リフォーム済みで、大好きな畳部屋(畳新品)があるので引っ越すことにした。築古物件は借り手が少ないので、借り手優位。値引き交渉が簡単で良いが、大家さんからすると大変だろうなと思う。これは、新築物件を買って住宅ローン払い続けている人たちも大家さんと同じ立場なんだけど、気づいてるんかな。その物件には、投資したほどの価値はおそらくない。
 

uub.jp

 

あと1年以内に、最新の「住宅・土地統計調査」の結果が出ると思われる。5年間で、空き家率がどのように動いているのか、かなり興味深い。

www.stat.go.jp

 

不動産業界の裏側↓

サラリーマン大家とか、ありえない。やるなら、中古物件を見る目があって本気でDIY楽しめる「大家の才能」がある人だけだと思う。

www.news-postseven.com

 

住宅ローン組んで持家買うリスクも大きくは違わない↓

いやいや「ずっと住むから」とか言う人もいるけど、それ本当?

子どもは独り立ちして出ていくよ。アナタの会社は絶対に潰れない?解雇されない?逆に、条件の良い転職先が離れた場所にあっても転職できないんですよ。

estate-manual.com

 

アパート・マンション投資(大家業挑戦)は実物投資、しかも経年劣化していく建物を抱えているという、非常に難しい投資。借金して、高額の金利抱えて、実物に投資するというのは、もの凄いギャンブル。そんなことするくらいなら、手持ち資金でリートでも買えばいいのに。流動性が高いリートですら、かなりリスクが高いのに。資産運用の王道は「Don't put all your eggs in one basket.」、つまり「分散投資」。「借金して」ローン返済しながらアパート・マンションへの1点実物投資というのは資産運用でないのは当然ながら、投資ですらなく投機。

www.thutmosev.com

 

media.tousee.jp

 

築20年前後でプロが物件を手放して、サラリーマン大家を騙して売りさばくという理由が分かる。

www.rakumachi.jp

 

具体的な数字がグラフで分かりやすく説明されている。

www.smtri.jp

子どもって教員だけが育てるの?

 

せやろがいおじさん『ブラック過ぎる教員の労働環境について』について物申す!以下抜粋

 

子どもって教員だけが育てるもんやったっけ?

 

 

定額働かせホーダイで頑張ってるんは、教員かスマホぐらいや!

 

 

もうタンスに洋服パンパンに入ってるけど、新しい服買ってきてもうたなぁ。よし、タンス減らそ。みたいな訳わからんことになってんねん。

 

 

www.youtube.com

 

子どものためだったらなんでもしてしまう、真面目で誠実な教員から潰れていく状況あるんや!

 

 

 

教育に金かけれへん国に未来はないんとちゃうやろか?

 

 

 

教員だけに任さず、

みんなで子ども育ててこ~!!

 

 

【給特法】

(義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法)

簡単にいうと「教員はいくら残業しても4%の残業代以上は1円も残業代がつなない」ということです。

※教員について、時間外勤務手当や休日勤務手当を支給しない代わりに、給料月額の4パーセントに相当する教職調整額を支給することを定めた法律。昭和46年(1971)制定。教員給与特別措置法。

 

 

財務省は教員を減らそうとしている】

今新しく、英語教育、消費者教育、IT・プログラミングまで教えなあかんということで、生徒に教えるための勉強したり、授業準備したり、時間もつくらなあかん。なのに、人増やすどころか、財務省は逆に「教員の数減らさへん?」的なこと言うてきとる。

 

 

平成あと3カ月

 

 

思い出の多い平成

 

次の時代も30年間くらいなのだろうか

 

 

 

先日まで子どもたちと歴史を学んでいた

 

明治維新から大正デモクラシー

 

15年間続いた戦争

 

大日本帝国憲法から日本国憲法

 

戦後復興とオリンピック

 

明治・大正・昭和・平成を3カ月間眺めてきた

 

そして新しい時代を迎える

 

 

 

感慨深い

 

自分はどんな風に生きていこうか

 

新しい時代

 

まずは、あと3カ月、どう生きていくか 

 

 

 

そして、次の時代は、あの子たちの青春時代になる

 

 

教養=疑う力

 

文科省がグダグダグダグダと、得意の「中身のあるようでない長文」で「教養」について説明している。読むだけムダ。文科の文章、読めば読むほど核心がとらえられなくなるのは学習指導要領と同じ。

※役所(文科省)が意図的に「核心がとらえにくい文章」を書いていることは承知の上です。役所の文章というのは、特に中央官庁の文章には「核心が明確であってはいけない」のです。役所は意図して「変幻自在・玉虫色」に書いています。

 

www.mext.go.jp

 

でさ、結局「教養」って何??

 

 

 

困った私に友人が公立教員をしている優秀な友人がひと言

 

「疑う力」

 

ほーーーーー!!!

 

納得!!!

 

 

教養=疑う力

 

 

分かりすぎ、腑に落ちる

 

 

※アホはカンタンなことを長々と説明する。賢人は難しいことをひと言で説明する。文科省… さすが友人!

(役所には役所の理由があるのは承知しております。わざと意味不明にしているんですものね。意図的に意味が分からないように書かれているモノを読んで意味を見出そうとする行為自体が愚行)

 

 

 

閑話休題

その優秀な教員友人が目指している教育は

 

すべての子どもがなりたい自分を追いかけられるようにすること

 

 

 

すごい、すごすぎる

 

私にはムリっす。

 

だから私は民間にいるんです。

 

「すべての子ども」って言いきるところが、さすが公教育に従事しつづけている人。すごい。

 

私にはできない。

 

 

 

「なりたい自分を追いかけられるようにすること」

 

これはいいなぁって思う。これが教育の1つの目標。それは私も同じ。

 

「味噌汁・ご飯」70点の授業

 

非常に現実的かつ児童生徒だけでなく教師のためにもなる考え方

以下

 

 

「味噌汁・ご飯」の授業を考える

横浜市立小学校初任者指導教員 野中信行先生

http://www1.ttcn.ne.jp/~ogawa1/2012/nonaka/misosiru.html?fbclid=IwAR0h4vxdiaOom_u8eIKrD351eSwocwDMiFOF8Q466KOKUSD7Tu559C6Shrc

 

 

要点を抜粋しました(一部修正)

・「味噌汁・ご飯」授業は、「ごちそう」授業とは全くベクトルが違う

・日常授業をなんとかしないと、子どもたちの学力向上はない

・教師の日常に現実を繰りこんだ試みを追求したい

・目指したいことは、授業をするのが楽しくなったとすること

・基礎・基本の学力をつけたい、これができないとだめ、80点なんてめざしません

ねらいを決めた70点の授業

子どもは面白い授業、楽しい授業は期待していません

子ども達はとにかく活動させてほしい

傍観者でいるとつらい

・活動を意識、「聞く」「見る」「読む」「おぼえる」「書く」「話す」「話し合う」「動く」の8つ

・もっと授業を多様に「活動」で組み立てたい

・インプットは「聞く」「見る」「読む」「おぼえる」

アウトプットの「活動」が授業のポイントを握っている

・「味噌汁・ご飯」授業の定義、1.日常的である 2.学力保障をする 3.全員参加を図る

・見せたいものは見せない、見せる場合はじらして見せる

・良好なアウトプットとして「予想を書く話し合いをする、プラス思考で考える

・アウトプット学習の効用は「知識の定着、思考の整理、論理的思考力が身につく、考える力を養う」

アウトプットがすごく大事

・音読を宿題にしていたら上手にならない、授業でやらないとスラスラ読めるようにはならない基本的なことは学校で身につけないといけない

・本時目標を1つに絞る

傍観者をつくらない

・授業では「活動」システムを使っていく

・1.指名発表型 2.板書発表型 3.グループ発表型 4.ペア発表型

授業規律が必要

・1年間に2~3時間はごちそう授業も必要

 

 

 

student centered

 

数カ月間も懸案事項だったものを本日完了しました。

 

 

毎年のことながら、色々、考えたり、調べたり、読んだり、聞いたり、話したり、書いたり、直したり、作ったり、ひっくり返されたり、勉強になったり、気づきがったり、大変だったり、やりがいあったり。

 

 

来年もあるなら、夏前には終わらそう。

 

 

教材の力、発問の力、児童の力

 

 

子どもたちに助けられた

 

 

子どもたちが楽しんでいた

 

 

子どもたちの笑顔が何よりだった

 

 

 

 

まぁ、完全には終わってないのだけれどね。

明日もあるから。

 

でも、子どもたちが楽しそうに時間をすごしていたので、それでよし。

 

セミとプレ Tomorrow never knows

 

semiretire

preretire

 

意味がどう違うのかと、ふと気になったので調べてみた。

 

 

 

結果、全然意味が違った。

というか、そもそもどちらも正確な英語ではなかった…

 

 

 

カタカナ英語の「セミリタイア(日本語の文脈ではおそらく名詞扱いで使っている?)」は、「セミリタイアド(形容詞)」でないと成立しないらしい。

 

semiretired(形):半ば退職した、非常勤の、半ば隠居の身の

 

 

 

次に、「プレリタイア」なんていう英語はなくて、あるとすれば「プレリタイアメント(形容詞)」か「プレリタイリー(名詞)」。

※カタカナ英語表記はヤダなぁ…

 

preretirement(形):退職前の

preretiree(名):定年退職前の勤労者

 

 

 

セミリタイア」と「プレリタイア」

結局、そもそもEnglishには存在しない不正確な日本語カタカナ英語。そして、これら2つの意味はかなり違うということが分かった。

 

 

 

言いたいコト・最近の心境

最近しんどいので「セミリタイアド・ライフが送りたいです」(苦笑)

 

心境は Tomorrow never knows

 

 

www.youtube.com