20年前ならともかく
今さら語学(英語)?
数日前
「東大・京大・早慶→一流企業のエリートが『日本ヤバイ』と言う理由(後嶋 隆一)」がちょっと話題になっていた。
要約(意訳)すると
「日本の教育制度や企業内でエリートでも、海外では通用しません。英語力があっても『自分から動いて相手を知ろうとする態度』がないと意味ない」
ってことが書いてあります。
実は私、日本の某有名語学検定の最上級に合格しているんです。。
TOE✖Cとかいう、なぜか日本で人気のテストもスコアが900くらいなんです。。
海外に留学したり住んだり、働いたりしたこともあるんです。
しかし
これから
世界においては語学力は武器ではない
(残念ながら日本においても語学は武器にならない)
と思っています。
なぜなら
語学に優れた人はたくさんいます。
英語なんて日本国外に出ると母語じゃなくてもフツーに使える人はワンサカいます。
語学においては母語話者がいるので、基本的に学習者は母語話者にはかないません。
あと、近々語学はAIが代わりにやってくれます。
だから
「世の中の役に立つ技術や知識」
「伝えたいコトや実践したいという情熱」
「他の人が知らない、気づいてない何か」
↑が、語学力よりずっとずっと重要。
言語の壁は、今の時代、機械やAIの力、他人の力を上手に借りればどうとでもなります。
数年後には、AIの力を借りれば大半の言語の壁は壁でなくなる可能性が高いです。
日本国の教育方針として「初等段階から英語をしましょう」とか言って、
最近始めだしましたが…
20年前ならともかく
今さら語学(英語)?
いやいや違うでしょ!
と、一応海外で住んだり働いたこともある自分は思います。
語学より内容
「自分が何を持っているのか」
「自分は何が伝えたいのか」
↑が超絶大事。
具体例をあげると
ベンチャーでバリバリやってる後輩。
彼は「圧倒的な行動力」と「伝えよう関わろうとする姿勢」を持ってます。
実際、仕事のプロモーションをSNSで試み、バズって話題になったりもしてます。
大手企業でも新卒採用時から全社第2位の営業成績を収めたりして結果を出した後、スタートアップ企業に転職しました。転職先でも上記のように結果をだしています。
彼とは海外留学中に知り合いました。
当時の彼の英語力は、英検で2級か準1級くらい、TOEICで750くらいかなって感じでした。
でも、彼はいつも多様な国籍の色んな人に囲まれて、毎晩遊びまくって、友人作りまくって楽しそうにしてました。
当時の私はTOE✖Cで900くらいの英語力でしたが
彼のコミュニケーション能力=
『自分から動いて相手を知ろうとする姿勢』
と比較すると
私の語学力なんてものは無力に等しいと実感しました。
語学力がなくても
「伝えたい関わりたい」っていう強い思い
&
「行動力」があれば結果がでます。
日本の学校教育は時代遅れの「語学力を含めた学力重視教育」から卒業して
「行動する姿勢」を身につけさせる(習慣化させる)場づくり
に注力すべきだと強く思います。
正直、語学教育は時代遅れです。
英語ができたって「何かを生み出すこと」ができない人材なら、かわりにGoogle翻訳で充分。そんな人材に企業はわざわざ給料を払いません。
これからのAI時代を考えれば、語学ではない!
この国の教育方針を決めている人たちはダメダメすぎる。
教育が時代遅れなら、国家としても時代遅れになるのは当たり前。
残念ですが、日本国は「全体として見ると」完全に時代遅れです。
(ただし、日本の一部の企業や一部の人材は非常に先進的で優れています)
とにかく
「初等教育からの英語の必須化」という愚策
やめてほしい。
元マイクロソフト社長の成毛さんも上記の本で書いてますが、
必要なのは語学じゃないです。
少なくとも
語学(英語)は国家規模で取り組むべき教育目標ではないです。
英語を含めた語学は、これからほぼ完全に趣味の範囲になると思います。興味がある人、好きな人が趣味としてやるにはいいと思いまが、国家が力を入れるべき対象ではありません。