天才も原理原則の中で戦っている、という話
1.自然界の摂理
エジソンの話を改めて社会人になってから読むと、めちゃくちゃ働いて、たくさん発明してたくさん儲けてる、という図式。楽してたくさん発明できたわけではないし、儲かったのは発明内容がたまたま時代にあってたからやし、原則に逆らって直流での長距離送電をしようとして、交流方式に負けた。発明王も自然界の摂理を曲げる発明はできない。
2.才能・効率・労働
ある人が、すごく給料のよいことで有名な技術系の会社に勤めてた。そこは、徹底的に合理主義なうえに超ハードワークで。なにか特別な仕組みがあるわけではなく、ただただ優秀な奴等が効率を重視して働きまくるから、どんどん売れる商品がつくられてどんどん儲かるという、すごく当たり前の話。
3.経験体験
ある会社の社長が、ものすごく頭はよいのに、自分の専門外のことに関しては、とんちんかんなことを言ってる。あ、やっぱり、このぐらい凄い人でも、きちんと学んで経験した分野でなければその道のプロには勝てないんだな。
4.期日
ビル・ゲイツの話をきいてみると何であっても「期日」を守ることをものすごく重視していて、パーティーの花束を用意するだけの仕事でも予定が遅れるとめちゃめちゃ怒った、とにかく期日には厳しいらしい。
5.自己管理
三浦カズがあれだけ長く現役をやれているのは、本当にただただサッカーを続けるために徹底的な自己管理を続けているから。
6.体重差
ボクシングや柔道などの各種の格闘競技が体重ごとにグループを分けないと競技として成立しない。
なるほど
天才も、原理原則の中で戦っている
そして
その原理原則に気づき、理解して使っている
子どもたちに伝えるとすると
「天才でもしなくてはいけないこと(大事と言われること)をしている。そして天才も努力している」
「だから、みんなも大事なことを守ろう、そして努力しよう」
そんな感じかな。
当たり前のことは、やっぱり当たり前に大事か。
↑個人的には、この本が気になります。