中年バックパッカー旅が面白かった理由の1つが分かった。
(旅人ではない)コッチの世界では、自分みたいに「時間に余裕を持って自由な暮らしをしている人」(との出会い)が極端に少ない。
逆に、旅をしていると「同類」に会える確率がかなり高くなる。
私の場合は、時間だけでなくお金にも余裕があるが、倹約バックパッカー旅のスタイルが好きなので出会う人達は「時間余裕系」が大半だ。
コノ国(ジャパ)で時間余裕系の旅をしている(学生ではない)大人は大きく2種類に分けられる。
それは
1.時間には余裕があるけれどお金には余裕のない沈没系の人達(社会不適合で逃げや諦めの世界にいる人達)
2.時間にもお金にも余裕があるFIRE自由民的な人達(資産形成やキャリア形成済みで社会を遊ぶ人達)
で、2の人達も少なからずバックパッカー的な旅をしているということを前回の旅で知った。
お金に余裕のある人達は、自分のストックやフローのことを明確に話すことはほぼないけれど、話し込んだり、仲良くなったりすると、色々と分かってくる。
一緒に過ごしていれば、お金に余裕があるかどうかは振る舞い(お金の使い方、お金に関することへの気に仕方)で分かってくる。
お金があっても、豪奢なホテルではなく、バックパッカー系のゲストハウスを利用している人達とは感覚が合うので愉快だ。
バックパッカー旅の中には、自分と同様に「時間にもお金にも余裕があるけれど無駄使いはしない」人達=「同類」がチラホラいたのだ。
だから前回の久々なバックパッカー旅は「中年自遊人となった今の私」にとっても面白かったのだ、とコッチに帰ってきて気づいた。