ふと思いました
やはり若い頃に遊びまくってムチャクチャ散財しまくっておくべきだろうと。
誤解しないでください。私は、どちらかというと子どもの頃から、かなり倹約を続けてきた類の人間です。自己正当化ではありません。むしろ逆。
私は中年オジサンになりました。若い頃から貯蓄したり投資してきたので、純資産はそれなりです。いわゆる富裕層なんていう言葉がありますが、野村総研の定義なら、それに入る気がしないでもないです。
しかし、やはり若さが最高の価値なのでは?
付け足すと、そして健康が最高の財産となるのかも。
Twitterの株クラスタや投資クラスタと呼ばれる人達は「マネリテ(マネーリテラシー)」という言葉が好きな人が多いです。少なくとも、よく目にします。ですが、この「マネリテ」という言葉をつぶやいている人でお金持ちそうな人は、ほとんど見かけません。
小手先の「マネリテ」なんて…。
資産形成において大事なのはシンプルな3つ
・倹約
・みのたけ
・足るを知る
資産形成後でも、資産の管理と維持に必要なことも単純
・儲けようではなくインフレにまけなければいい
・欲ばり過ぎず過去と未来を眺めて
・卵は1つの籠にもるな
こんなものでしょう。
で、資産は形成できました。新コロちゃんパニック相場でも己の長期運用計画にしたがって全天候型カウチポテト系のポートフォリオをリバランスしていったので、ずいぶんお金が増えました。
でも、やっぱり若さと健やかさではないでしょうか?
実感として、若者だった頃に10万円だけ使った旅の楽しさは、中年になって100万円かけた旅の楽しさに勝る気がしてます。
いくらお金があっても、健康でなければ使い道がありません。純資産10億でも、病院のベットの上で寝たきり状態では何の意味もないのです。
マネーリテラシーなんて言いますが。「最高」のマネーリテラシーは、若くて健康なうちに、有り金を常に使い切って楽しく充実した日々を送ること。興味のあること、やりたいことに躊躇なく挑戦して、その瞬間瞬間を生ききること。結果、大きな借金を抱えても良いではありませんか? 「You 自己破産しちゃいなよ」とジャニー某さんが言ったとは思いませんが、自己破産しちゃえばいいじゃないですか? 選挙権すら失わないのですから。
そんな散財ばかりしていたら、将来や老後のためのお金がなくなってしまうでしょ? いいえ、なくなりません。自分のお金を全部使ってしまっても、お金はいくらでもあります。そうです、無一文になったら「ナマポ(生活保護)」受給者になればよいのです。むしろ有り金を全部使わないとお金が貰えないのです。使い切らないと、逆に損でしょう。「宵越しの金は持たねぇ」と、お粋にカッコよく使いまくって生活保護受給。これが「最強」のマネーリテラシーです。
それなりに倹約貯蓄してきて、それなりに資産運用してきて、それなりに資産形成をして、私はふとそう思うのです……
真っ当に・贅沢せず・倹約して・正直に・税金納めた上で財を蓄えた人間より
ムチャクチャして自己破産して生活保護の世話になる人間が笑う
そんな今の日本の在り方は間違っていると、私はやや憤りを感じています。
資産はその人の生き様をうつします
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