私は「しくみ」として、日本国も義務教育から「留年・飛び級」を法制化すべきだと感じています。
留年・飛び級も「どちらも」良いことなのです。
なぜなら「発達速度や才能」は「人によって千差万別」だから。
なぜ「同年齢なら同発達・同課題・同到達」を前提として義務教育制度を設計しているの?
違うでしょ。
発達が早い人も遅い人もいる。
学校における勉強が苦手な人も得意な人もいる。
「人はそれぞれ違う」でしょ?
だから、小中学校からの留年・飛び級によって「自分に合った学習進度と内容を得る」ことが、各児童生徒の幸せや学びのために重要なんです。
しかし、日本の学校教育においては「当たり前が当たり前として受け入れられていない」。
というか、日本社会全体が「均質さ」を前提としているような気がする。
NO!
人は均質デハアリマセン。
今の日本国の義務教育は「同年齢全員に同じ進度・内容を強制する」という人権侵害に等しい制度なのです。
本当の意味で「学ぶ権利」を考えるなら、留年や飛び級は当たり前なんです。
「当たり前(人はそれぞれ=留年・飛び級は当然)」を社会が受け入れることによって「みんな違ってみんないい」の社会に近づく。
常識を変えるためにも義務教育制度改革から意識改革をしていくという方法。
義務教育からの「留年・飛び級の法制化」は一考に値すると私は思うのです。
社会の豊かさのためには、選択肢の多様化が非常に重要。
だから留年・飛び級の法制化においては、強制ではなく「希望制」にすることが望ましいと思われます。
もう一度言います
「常識を変える」ためにも義務教育「制度改革から意識改革をしていく」という方法
意識が変わるから制度が変わるのではなく
制度を変えるから意識が変わるのです
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これが非常に重要な点です
↓オランダは学校を設立することも日本と比べると非常に簡単です。もちろん国民は「学校選択」することができます。
↓スウェーデンの教育も非常に興味深いです。