ツイでは、不動産投資家(投機家)が「資産10億だぜ、うぇーーい!(負債も10億だぜ…)」とウマシカPRしているのを時々見かけるが、富裕層相手の商売してると「売上」数十億のオーナーはザラ。この規模のオーナー、役員報酬+自由になるお金(経費扱い)、かなりの額。
「売上数千億の大企業の雇われ社長」と「売上数十億のオーナー社長」って、世間的には「大企業の社長サマなんですね!すごい!!」だろうが、実際は中小企業のオーナーの方が凄味がある場合も多い。特に「創業社長」なら尚更。
私はヘタレなので、有リスク資産に9割ブチ込むとかできない。だから、事業を継ぐなんてこともしなかった。質素倹約でノンビリ自由に暮らしていければそれで幸せ。贅沢は非日常だから楽しいのです。
だいたい「経費で落とせるから」なんて考えている中小企業経営者にロクな経営者いない、と勝手に思ってます。少なくとも、祖父と先代の時代から周り眺めて、そういう狡い無駄遣いしてるオーナーの事業は長持ちしてない。
ウマシカ狡い経営者。成長していた70年代、80年代バブルは誰でも何でも上手くいった。先代の話によると、輩は90年代に大波喰らってる。からの、2000年代で終わってるよね。
企業経営して生き残っていこうと思ったら、実力だけでなく、相当な「運」が必要。雇われサンが会社内で生きていくのに必要な運とは比較にならない。私は、そういうこと(企業経営)に運を使うことを選ばなかった。だから、日常が幸運だし、人生全体かなり運が良い。
※この内容は、自分で何かしら経営に携わってないと分からないのだろうと思う。
正直、役員報酬2000万+経費が使える中年生活はどんなだったのかな?と思わないではない。だけど、このコロナ禍だけでなく、毎年毎日、ホント大変な思いしていただろうと予想できるので、気楽な雇われ身分に乾杯。
自分で自分を予想すると、完全に引き継いでから10年間位、祖父先代と同じように堅実にやって、個人資産は祖父先代と比較にならないくらい質素倹約で蓄えて、生き残っていたらM&Aで自由人になっていたと思う。結局、同じ(笑)。売却時期選びは長期計画の上で行って、先代より売り時捉えていただろうと思ったりもするけれど…
雇われサンが、単なる借入と誰でもできるエセ商売で「経営者です!」なんて言ってるツイを眺めると嫌味も言いたくなったりするのです(苦笑
「人一倍の情熱と突出したアイデア、なんでも乗り切ってやるぞコノヤロウ!という気概、自分の運を放り込んでやる!という覚悟」がないなら、高額の借入でレバレバ起業なんてしない方がいいと思います。
あ、そもそも、雇われ社内で突出した何らかの成果だしてないなら、やめといた方がいい。雇われですら結果でないのに、起業して継続的に成功できるってことは、非常に難しいと思う。起業しようと思うなら、まずは社内で、なんでもいいからトップ獲ってみることが先では?その程度ができないに…自粛
私は、情熱持ちつつ趣味的に働いて、質素倹約と非日常の贅沢を楽しみながら、コツコツ蓄えて、資産分散管理しながら、自然と資産を増やしていく生き方が合っているのだと思う。
よく考えたら、若い頃の祖父の散財はイケイケの次元を超えていたし、父も結構ハチャメチャだった。すると、子供の頃から超絶倹約家だった自分は、やはり家業の経営には向いていなかったのだろうと推測…
まぁ正直「業種」もデカい
もし現職と同内容が家業だったら、おそらく継いでいた気がします。
※私は、今までの雇われ生活、新卒の頃から常に自分の労働を時給計算していました。なぜなら「安定した雇われ身分」であったときも、常に「日雇い労働者」であるという危機感を持っていたからです。逆に言うと、常に「いつ辞めようか(一応、出口戦略)」を考えながら働いていました。