「親が与えてくれたくらいの生活と教育は我が子に与えたい」
「両親ができたんだから私達もできるだろう」
こんな発言をする人たちがいる
色んな点で間違っている
まず、「時代が違う」
親が自分を育ててくれていた時代は、それは日本が成長していた、もしくは成長が止まり停滞しはじめたころ
しかし、これからの日本は衰退の時代
ゆえに、過去に親が与えてくれた生活や教育と同じくらいのものを、これから我が子に与えるというのは予想以上に難しいのだ
両親ができたから我々もできると考えるのは間違っている
一見すると同じことのように思えるが、時代が違うので、まったく難易度が違う。同じような結果を求めるなら、親よりずっと努力するか、親より自分の能力がかなり高くなくては子どもに同じものは提供できない。
では、どうしたらいいのだろうか?
それは「親と比べない。親を基準に考えない」ということ
別の言い方をすると、「自分の生き方は自分を基準に決める」
親と比べたり、親を基準にしたりせず、自分で生きるための目標を設定して自分の人生を生きて、そして我が子の子育てをしていくことが大事
「自分のために生きるための目的を自分で設定している人」には当たり前のことだけれど、「自分を基準に自分のことを決めることができていない人」が意外に多いようだ