「みのたけ」の 教育・投資・生活etc

みのたけ中年の趣味用雑記メモ(非収益化ブログ)。倹約と投資で労働から卒業した隠居生活者。投資歴は20年ほど。

ライチゼリーな教育

 

 

子どもたちにライチゼリーが配られた。

 

多くの子どもたちが「いらない。食べない」と言って返却にきた。

 

私は、いったん笑顔で受け取った。

 

約3分の1の子どもがライチゼリーを返却した。

 

返却の流れが落ち着いた。

 

私は、ライチゼリーを再び子どもに配りなおした。

 

そして、全員に向かって、こう話した。

 

 

「ぜんぜん怒っていないから、話を聞いてね」

 

「ライチゼリーを食べないって子がたくさんいるみたいだけど、ライチはおいしいよ! 私のお母さんの大好物。さっぱりしていて、おいしいんだよね」

 

「食べないんじゃなくて、1口食べてみてから、食べるか食べないか決めてね」

 

そう笑顔で話した。

 

 

 

しばらくして、食事が終わった。

 

最初にライチゼリーを「いらない。食べない」と言った子のうち、3分の2はライチゼリーを全部食べた。

 

1口、2口食べて残した子は、「3分の1の3分の1」に減った。

 

そして、私は全員に向かって再び話した。

 

 

私「ライチゼリー、おいしかった?」

 

子「おいしかった!」「食べたら、食べられた」「やっぱりむりだった」

 

私「食べられた人も、食べられなかった人も、どっちもいいよ」

 

私「大事なことは『一度は食べてみること』。みんな1口は食べてみたね、えらいね」

 

私「これは食事だけじゃなくて、勉強でも運動でも他のことでも同じ大事なことなんだよ」

 

私「最初から『無理。やらない』って決めるんじゃなくて『一度はやってみること、やってみてから決めること』」

 

私「やってみたら、今日のライチゼリーみたいにおいしいかもしれない、食べられるかもしれない。でも、やってみても、おいしくないかもしれない。どっちになってもいいから、今日みたいに一度はやってみてね」

 

こんな話をした。

 

 

子どもたちは真剣な目でこちらを見ていた。

 

分かったふうな顔をしている子もたくさんいたけど、分かっていない感じの子もいた。

 

でも、それでいい。

 

私が動き話すということも、ライチゼリーを1口食べてみることと同じだから。

 

 

 

Don't decide before you eat. 

Don't give up before you try.

 

「とにかく挑戦する、行動する」

 これ大事

 

 

 

 

 

決断とライチゼリー don't Give Up (decide ) before the challenge!