SNSやWEBニュースなどで、未だに「FIRE」という言葉が踊っている。米国からの輸入で日本に登場し、脚光を浴びてからかれこれ3〜5年ほど経過している気がするので、なかなか息の長い「流行り言葉」になるのかもしれない。
パンナコッタやクイニーアマンではなく、ティラミスもしくはナタデココか? マリトッツォは好きなんだけど(笑
思い返すと、FIREの前は「ノマド(ワーカー)」が流行り言葉だったが、あれはすぐに消えていった。前者(パンナかクイニー)だったわけだ。
ノマドの前は何が流行っていたのだろう? パッとは思い出せない。私の記憶にあるのは、学生ベンチャーや起業ブーム、20年以上前のドリームゲートのボブ・サップくらい(分かる人には分かるだろう)。
あ、「まだ東京で消◯しているの?」などのブロガーブームや、せどりとかボロ戸建て大家(サラリーマン大家)などもブームだったのかな?
うーん。せどりは影響力が小さすぎるか。ブロガーブームは確実にあったような気がする。ボロ戸建てに限らず、サラリーマン大家は水面下でそれなりに流行っていたのかもしれない。ス◯ガ問題とか懐かしいですね。
そういえばDIYも流行ったけど、この言葉は定着した気がするのでティラミス級、少なくともナタデココかな。
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閑話休題
FIREというのは、Financial Independence, Retire Earlyのハズなので、単なる「金満退職(余裕のある隠居)」+あとは「不労所得で暮らしていきます」だったハズだが…
ジャパ民はカタカナ英語を意味不明に変化させていくのでタチが悪い。なんでも最近はFIREにも5種類があるらしい(笑) ファットFIRE、リーンFIRE、サイドFIRE、バリスタFIRE、コーストFIRE…
※参考記事、以下(日本語)
https://adviser-navi.co.jp/watashi-ifa/column/4720/
と、思ったら英語(本家?)でも数種類あるようで。日本語で勝手に付け足しているのではなく、英語からパクってきているだけですのね。↓
https://thepoorswiss.com/what-kind-of-fire-are-you/
「Side FIRE」という言葉は見当たらない。
※side hustleからきているのかな?
ところで、本業を辞めて副業で食いつないでいくのなら、それ(副業)が本業になったということなのでFIREではないよね。
「サイドFIRE・バリスタFIRE」というのは、「自営業・フリーター」になりましたよ、というだけでは?と私は以前から疑問なのですけど…
ファット
レギュラー
リーン
サイド
バリスタ
コースト
そして
ファスト(fast or fart)←これはカテゴリじゃない
で、結局のところ。上の3つ(Fat、Regular、Lean)は「隠居(Retire)」だけど、下3つ(Side、Barista、Coast)はRetireしてないからFIREじゃないよね(苦笑
サイド&バリスタは、単に「フルタイムの勤め先を退職しました。自営業になります。フリーターになります」というだけ。コースト某にいたっては、FIREでもなんでもない、単なる過程。
結局、流行っている言葉「FIREって言いたい」だけ。新コロ騒ぎのコロコロ怖い怖い、ワクチンわくわくと同じで、「周りと同調して流行りモノ(流行り言葉)」に乗っかっているか、酷ければ踊らされているだけ。薄っぺらい。
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個人的には、上記スイスのブロガーさん。記事にもあるけど、スイスではなく安い国(東欧でもポルトでも、マグリブあたりでも、東南アジアでも日本でも)で隠居生活なら余裕でしょうに。でも、母国が居心地いいですものね。分かります。
あと、日本版(?)SideFIREのカテゴリに「もう十分な資産があるけれど、暇つぶし趣味として副業やアルバイト的な仕事をしています」という人がいる。
資産が十分にあり、働くことが生活のためでないなら、それはSideFIREのカテゴリより通常のFIREにおける趣味の1つなのでしょう。
私もこの2年半の期間で時々「暇だからバイトかボランティア活動でもしようかな」と思ったことがあるけれど、諸手続きの必要性と時間拘束されることが面倒なので1度もやっていない(苦笑)
ということで、言いたいことを書いたので中年隠居人は今から10日ぶりにジムに行ってきます! おいしいタピオカミルクティーが飲みたいです。
※翌日、久々にパンナコッタを食べたら非常に美味しかった。「栗原さんちのミルクたっぷりパンナコッタ」。